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呼吸器科

呼吸器系の検査について

●生化学検査

  1. 白血球数と血液像・・・好中球、好酸球、好塩基球、単球、リンパ球になっており、白血病や感染症、組織破壊性の疾患などが生じた時に増加する。特に呼吸器系に関連するものでは、急性感染症などの炎症で好中球が増加し、更にその型の中でも未分化なものの割合が増加する。いわゆる核左方移動が見られます。
  2. C反応性蛋白・・・CRPは生体内で炎症などの組織侵襲がある時に早期に上昇する蛋白であり、炎症の早期診断、スクリーニングとして用いられる。
  3. 赤血球沈降速度検査・・・坑凝固剤を加えた血液をガラス管に入れ、赤血球の沈降状態を観察する検査。細菌では、主に結核の活動性の指標のひとつとして用いられる。

●胸水検査

胸水とは、胸腔内に貯留する液体の総称であり、肺内の炎症、悪性腫瘍による胸膜への進展、うっ血性心不全、腎不全、腹部疾患などにともない貯留する。胸水は経皮的に穿刺採取され、穿刺液の所見、各種生化学検査、一般細菌検査、細胞診など診断に有用な情報を得ることができる。胸水検査に付随して、胸膜生検針を用いて壁側胸膜を穿刺、生検することにより胸膜の病理学的な所見を得ることがあります。

●喀痰検査

肺または気道系に炎症が起きると痰が喀出される。痰の状態の観察、細菌学的検査、細胞診など呼吸器系診断における喀痰検査の意義は大きい。しかし、喀痰細胞診が陰性であっても悪性腫瘍を否定することはできないため、ファイバースコープを利用した検査や経皮的生検などにより病巣に対する接続的な検査も行われる。

●内視鏡検査

呼吸器系で主に使用されるのは、気管支ファイバースコープである。最近では、電子内視鏡を用いることが多い。

●経皮的針生検

末梢型肺腫瘍など、経気管支的検査では診断の付かない時に行われる。胸壁から病変部を穿刺して細胞を得る方法を経皮的細胞診という。主に悪性腫瘍の診断に役立つ検査。

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